孤独

僕は孤独が羨ましい。孤独になんて僕はなれない。
孤独になろうと思っても、人は周りにいるし
自分の力だけでは生きていけない。そんなこと当たり前なのに
きっと、この世の中に孤独なんて人はいないのに
僕はそんな夢を見る。

そんな僕の目の前に急に現れた人は本当に孤独な人だった。何も掴ませないし、そこに存在しているのかさえわからない。なぜだろうか。その人は僕に何も助けを求めなかったし、僕に興味すら示さなかった。ただただ時間が流れる。

そして、ニコッと微笑み、颯爽と目の前から消えた。孤独っていうのは案外悲しくなく、美しいものなんだと気づけたと同時に、覚悟がないと無理なんだと、深く悟った。

孤独になるには、エネルギーが必要なんだ。